ワタシの生き方 | ライフスタイルインタビュー(体験談)

ワタシの生き方 | ライフスタイルインタビュー(体験談)
経堂サチコ(36)インタビュー・テキスト:リノベージン編集部

幼い頃から絵を描くのが大好きで。

ただそれだけでグラフィックデザイナーという道を目指した。

けれども

夢と現実の壁は想像以上に厚く。

やりたかったこと。

やっていること。

心の中に広がっていく疑問。

頭では理解することができても、

心で理解することができなくて。
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だから、私はデザイナーをやめた

新たな挑戦の中で心に響く何かが見つかるかもしれない。

そう思ったから。

大げさに言えば、心の旅。

大げさだけど。

様々な道を進んでいたあの頃。

今の私を想像することができたかな?

できるわけないよね。

軽い気持ちでキャラクターを作っただけだったのに。

それがきっかけになってまたデザインの仕事をまた始めて。

イラストの仕事が増えていって。

そして独立して。

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「人生って不思議なものです。」

これって嬉しい流れに乗った人たちがよく使ってるけど、

実際に使ってみるとなかなか気持ちがいいもので。
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じんわりとした暖かさに包まれて。

そして感謝の気持ちが広がっていく。

なんだろね。

うまく言えないけど、

人の行動や言葉は体をぐるぐると巡っていて。

様々なことを巻き込んでぐるぐると巡り。

ぐるぐると心の疑問を消化しながら、

ふとした時に思わぬ形で自分に返ってくる、のではないかと。

良きことも。

悪きことも。

さてさて、私が独立の新天地として選んだのは大都会の新宿

どうして新宿だったのか、と聞かれると、困る。

実のところ利便性だけで選んだというのが本音だから。

でも新宿はなんとも不思議な街で。

引っ越した当時はとんでもないセレブたちだらけなんだろうと思っていたけれど、

実は原住民が多く住んでいて。

ふとした路地には新宿らしからぬこじんまりとしたお店があったり。

落ち着いて飲めるワインバーがあったり。

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なぜかランチメニューがめちゃ安かったり。

野菜を路地販売してるお店まであったり。

歌舞伎町をイメージしちゃうと想像できないでしょ。

それが新宿の面白いとこ。

だから今、私はこの不思議な街が大好きで仕方がない。

大好きな街に住みながら、大好きな絵を描いて生活しているって、

すごく幸せなこと。

うん、本当に。

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でもね、

絵を描くことは仮想空間との戦いだから、

もっとリアルな、もっと違う何かをしたくなって、

ふとした時に逃げ出したくなったりもしたり。

そうなんだよ。

結局のところ人間はとことん欲張りなんだよ。

充実感を味わうためにはたくさんの好きなことを見つけなきゃダメなわけで。

だから、

空いた時間にお料理のことを勉強して。

ワタシの生き方 | ライフスタイルインタビュー(体験談)7ついでにヨガのインストラクターの資格も取って。

英語とスペイン語も習得して。

とにかくやりたいことは何でも挑戦して

そして今は時々新宿パークヨガを開催してる。

もちろん国籍問わずでね。

様々な国の人たちと共に太陽と大地を感じながら体に呼吸を取り込み、

我が家で私のお料理を食べて異文化コミュニケーションを楽しんでいただく。

なかなか素敵でしょ。

好きなことは一つじゃなくていい。

仕事も。

趣味も。

それに気がついた時、

私は心の疑問から本当の意味で解放されたかもしれない。

普通は結婚して家庭を作っている年齢だって、

そんなことわかってるわかってる。

でもなんだろ。

自分が自分らしく楽しんでいればいいんだと思う。

人と同じじゃなくていいんだと思う。

人生が充実していればなんでもいいんだと思う。

日本の女性はもっと自由に、もっと輝かなきゃね。

そして、もっともっと欲張っていかなきゃね。

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